フォンヴィエイユ地区と港を見下ろすユネスコ庭園は、自然と文化の調和を象徴しています。
ユネスコ庭園は屋外美術館そのものです。数多くの美術作品が花壇に飾られ、この美しく静かな空間に華を添えています。中でも注目は、アレッサンドロ・モンタルバーノの『そして7日目(Et le septième jour)』(1995年)、アントワーヌ・ブールデルの『大柄なしゃがむ水浴女(Grande baigneuse accroupie)』、F.X.ラランヌの『大熊(Grand Ours)』(1992年)などの彫刻です。他にも見逃せない作品がたくさんあります!
これらの作品は、モナコ各地に点在している200点あまりの彫刻コレクション『レーニエ3世の彫刻の道( Chemin des Sculptures Rainier III)』の一部です。地中海原産の植物が植えられたこの庭園からは、ロシェ地区にそびえ立つモナコ大公宮殿の壮大な眺めを楽しむこともできます。
この落ち着いた静かな庭園は地元の人々にも人気があります。天気の良い日には庭園内にたくさんある噴水の魅惑的な音を聞きながら、ランチタイムの休憩を取る人たちを多くみかけます。
夜にはモナコ大公宮殿とフォンヴィエイユ港を背景に照明で浮かび上がる庭園は、ロマンチックなひと時を過ごしたい恋人たちに理想的な場所…。
お勧め : 庭園の入り口にあるブーゲンビリアのアーチ前での写真撮影
入場無料
写真クレジット:
©VisitMonaco / Monaco Tribune