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    2025年9月

モナコ大公宮殿コンサート – モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団

モナコは2025年、クラシック音楽の特別なコンサートを開催します。伝統と現代が調和している演目を、国際的なソリストと才能が豊かな若手音楽家たちが、モナコ大公宮殿とグリマルディ・フォーラムの格式高い会場で披露します。伝説的な指揮者と新進気鋭の指揮者が誘う感動と発見に満ちた音楽の旅にようこそ。

モナコで特別な音楽イベント開催!

モナコ太公宮殿のオヌール中庭では、世界各国の有名な音楽家たちと若き天才たちが共演する豪華なコンサートが5回にわたって開催されます。ダニエル・ロザコビッチ、デヴィッド・フレイ、セルゲイ・ハチャトゥリアンといった世界的に有名なソリストたち、そして才能あふれるピアニスト兄弟、ルーカスとアーサー・ユッセンの演奏をお楽しみいただけます。
今年は、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督である山田和樹と共に、シャルル・デュトワやローレンス・フォスターといった伝説的な指揮者たちと若い世代と一緒に参加する、様々な世代の音楽家たちが参加するプログラム構成となっていることが特徴です。2人の若き指揮者、ティアンイー・ルーとエマニュエル・チェクナヴォリアンが革新的な風を吹き込むことでしょう。

2025年のハイライトは、グリマルディ・フォーラムでの「プログラム外」コンサートです。山田和樹の指揮のもと、ポール・マッカートニーとカール・デイヴィスのコラボレーションによる壮大な作品「リバプール・オラトリオ」が、名門CBSO合唱団の共演で披露されます。
感動と発見に満ちた、必見の音楽イベントとなること間違い無しです。

モナコにしかないコンサート会場

  夏の間、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団は、大公宮殿のオヌール中庭で上演します。

この夏のコンサートのアイデアは、1959年、レーニエ3世大公の時代に生まれ、18世紀から続くグリマルディ家による芸術、特に音楽の保護に貢献する伝統を復活させることとなりました。当時のモナコ太公は、宮殿のオヌール中庭で、民衆に「音楽を贈る」習慣があったのです。

「モナコ宮殿の音楽週間」、「モナコ宮殿のフェスティバル」、「モナコ宮殿の音楽レセプション」、「モナコ宮殿の音楽の夕べ」、「モナコ宮殿の国際音楽の夕べ」など、いくつかの名称が候補にあがりました。

最終的に選ばれたのは「モナコ大公宮殿コンサート」でした。

レーニエ3世大公の指示により、宮殿の職員はコンサートの運営と観客の受け入れ(入場、座席、床の敷物など)などの業務を全般的に担当することになりました。

これらのコンサートは、長年にわたりモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(OPMC)の評判を高め、批評家からもヨーロッパのトップクラスの交響楽団のひとつと評されています。

モナコ太公一家が今でも住んでいる伝説的な宮殿という特別な雰囲気の中で、忘れがたいひとときをお過ごしください。

 

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団について

伝統と現代性を融合させる力のあるモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団は、偉大なレパートリーの交響曲の演奏、希少な作品や現代作品の復活、オペラやバレエの創作において、重要な役割を果たしています。モンテカルロ・バレエ団やモナコのオペラ座、モンテカルロ春の芸術祭などともコラボ活動にも積極的です。映画音楽コンサートでは、ウォルト・ディズニーの『ファンタジア』やピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』など、国際的に有名な映画作品の音楽を演奏しました。

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団は、海外の大きな音楽フェスティバルに参加したり、世界中で様々な作品を上演したり、定期的に海外公演も行っており、国際的なオーケストラとしての地位を確固たるものにすることに努めています。名誉会長はハンブルク王女殿下(キャロリーヌ皇女)で、アルベール2世大公の支援も受けています。

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の歴史

始まりは1856年。パリからモナコへと移住する各国の音楽家たちが徐々に増え、「新外国人サークル楽団(l’Orchestre du Nouveau Cercle des Étrangers. L’Orchestre)」が結成されました。1958年には「国立モンテカルロ・オペラ楽団(Orchestre National de l’Opéra de Monte-Carlo )」と改名。1980年に現在の名称となり、音楽会でも国際的に重要な地位を占めています。

2010年秋には、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団は「OPMC Classics」というレーベルを立ち上げました。このレーベルからリリースされたアルバムは、音楽雑誌から数々の賞を受賞しています。
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団 の歴史は、イゴール・マルケヴィッチやジャンルイジ・ゲルメッティ、そして2016年から現在まで指揮者を務める山田和樹など、偉大な芸術監督や音楽監督たちによって彩られています。

モナコ大公宮殿コンサートについて詳しくはこちらをご覧ください

https://www.opmc.mc/