2000年に開館して以来、毎年恒例となっているグリマルディ・フォーラム・モナコの夏の大展覧会が今年も開催されます。2023年の大展覧会は「光の中のモネ(Monet en pleine Lumière)」。7月8日から9月3日まで開催。
2023年にスポットライトを…
この夏、グリマルディ・フォーラム・モナコは「光の中のモネ (Monet en pleine lumière )」と題された特別展覧会を開催します。印象派の起源から抽象画の初期まで、巨匠モネの作品を新たな視点からアプローチします。
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モネがモンテカルロとリヴィエラを初めて訪れてから140年が経ちました。その記念として開かれるこの展覧会の会場となるグリマルディ・フォーラム・モナコは、著名な画家クロード・モネが描いた最高傑作の数々にふさわしい場所です。
モネがこの地方を訪れたのは長い人生の中盤にさしかかった時でした。モネはモナコとリビエラでの滞在中に、作品とキャリアの転機となる風景と光を発見したのです。
モネがリビエラ滞在中に描いた、素晴らしい21点の作品は展覧会「光の中のモネ」のために借り出したものです。それらの作品が描かれた、今でもそのまま残っている場所に近い所で初めて展示されるこの展覧会では、ル・アーブルでの青年期からジヴェルニーでの晩年まで、モネが光を探求し続けたことに注目して作品を鑑賞してみましょう。
この展覧会ではモネの作品が約100点展示されています。その半分近くはマルモッタン・モネ美術館が特別な支援により貸し出してくれたものです。その他の傑作は、モナコ太公宮殿をはじめとする個人コレクションや、クリーブランド美術館、コロンバス美術館、デンバー美術館、ロサンゼルスのハマー美術館など、世界でも名高い美術館から貸し出されたものです。
過去の展覧会…
2000年7月20日に当時のモナコ太公レーニエ3世と公子アルベール2世によって創設されて以来、グリマルディ・フォーラム・モナコ(GFM)は、毎年夏になると、主要な芸術運動や文化遺産、文明をテーマとした大規模な展覧会を開催してきました。どのテーマでも創作活動の絶え間ない再生が表現されているという共通点でつながっています。


2000年「AIR-AIR」
2007年「モナコ公妃グレース・ケリーの時代」
グリマルディ・フォーラムは、世界の主要な文化機関(美術館、財団、ギャラリー)と協力しています。これらの文化機関はモナコで開催される夏の大規模な展覧会の成功の成果を認め、主要作品を貸し出してくれています。
グリマルディ・フォーラムの夏の大規模な展覧会の高い質が評価され、文化的分野において一目置かれた存在となっています。


2008年 「エジプトの女王、ヘテフェレスからクレオパトラまで」
2013年 「モナコでピカソを祝福」


2017年「モナコで紫禁城の展覧会 ― 中国の皇帝と皇后の宮廷生活 ― 」
2019年「ダリ ― 絵画のとあるストーリー ― 」


2021年「アルベルト・ジャコメッティ回顧展 - 驚異のリアル - 」
2022年 「クリスチャン・ルブタン、エキシビション(ニスト)」
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待ちきれない方達のために前売り券を6月30日まで販売。前売り券購入はここをクリック→ CLIQUEZ ICI.
入場チケット購入は窓口または オンライン(en ligne )または無料アプリ「Monapass( Monapass)」にて。
写真クレジット:
Benjamin Vergély / Dirección de la Comunicación- Michael Alesi / Grimaldi Fórum / DR / Arturo Piera