モナコ大公自動車コレクション

歴史を少し

1950年代末、自動車愛好家であったレーニエ3世大公は、クラシックカーのコレクションを開始。年月が経ち、さらに多くの車を手に入れるにつれてコレクションは増え続けました。大型でスポーティなシルエットのボディや輝くボンネットを備えた車や、王室御用達の自動車など、計約100台の素晴らしい車を収めるには大公宮殿のガレージは狭すぎることとなりました。
レーニエ3世が宝物のように大事にしている自動車コレクションを一般に公開することにしたのは1993年のことです。


広さ3500m2のこの展示会場にはモンテカルロ・ラリーで活躍したレーシングカーや、モナコ・グランプリに参加したF1レーシングカーを含む約70台が一堂に会しています。このような自動車コレクションを見ることができるのは世界でもここだけ。
レーシングカーの他にも、レーニエ3世がグレース公妃を港まで迎えに行くために特別にアメリカから持ち込んだクライスラーや、2011年のアルベール2世大公とシャルレーヌ公妃のロイヤルウェディングのために作られた、後部にガラス張りのコックピットを備えたレクサスなど、珍しい車を見学することができます。モナコの歴史を振り返ることができるコレクションでもあります。
F1やモンテカルロ・ラリー、パリ・ダカールなどで活躍したレーシングカーも展示されているコーナーもお見逃しなく。

開館時間 :
7月と8月: 開館時間10時～19時 - 最終入場18時
9月～6月：開館時間10:00～18:00 最終入場17時
2024年の臨時閉館：4月25日（14時～、最終入場13時）、4月27日（モナコE-Prix）、5月10～12日（モナコ・ヒストリック・グランプリ）、5月23～26日（F1モナコGP）、12月25日。

入場料 :

• < 6歳未満無料
•  6～17歳＋学生（証明書提示）：5ユーロ
• 大人：10ユーロ
• 団体：20名より
• 無料アプリMonapassで支払い可能。
• お子様（6～11歳）向け小冊子あり。
• 視覚障害者用点字パンフレットあり。
• 盲導犬等、医療補助のための動物の同伴可。

• www.mtcc.mc
• mtcc@mtcc.mc

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