モナコEプリは明日、開催です!第6回を迎えるこの大会はこの土曜日、1日中次々とプログラムが続きます。朝はフリー走行、それから予選レース、そしてモナコF1グランプリと同じコースで本戦へ!
新しいシーズンには新しい車も登場!一人乗りレーシングカーは進化し続けています。本大会ではレーシングドライバー達は第3世代の電気レーシングカーに乗り込みます。第3世代の電気レーシングカーには車体前方にエンジンが搭載され、車体は53kgも軽くなりました。このレーシングカーは理論的には最高時速322 kmまで達します!
ABBフォーミュラEの主催者達はこの技術的進化をとても喜んでいます。
「第3世代の車がサーキットで飛ばすのを見るのがとても楽しみです。このサーキットは第3世代の車のために生まれたものです!第3世代は熱戦を繰り広げること間違いなしのレーシングカーのモデルです。モナコにぴったりのレーシングカー!」
本大会を直前にひかえ、フォーミュラEの発案者アレハンドロ・アガグは「ABBフォーミュラEの大会をモナコで開催することは夢でした。(…)モナコ自動車クラブとモナコ大公の支援でモナコはモーターレースのメッカになりました」と述べ、モナコへの賞賛の言葉を惜しみません。
この素晴らしい自動車レースを観戦するために、全長3.337 kmのコース脇で何千人ものファンが待っています!例年どおり、モナコEプリにはファン・ヴィレッジが設けられます。ファン・ヴィレッジはアントワーヌ1世岸通り(quai Antoine-Ier)にて土曜日の午前9時から午後7時半まで1日中オープン。モナコEプリを満喫できるよう、お子様用の遊び場や教室、ライブコンサート、ラウンジ、そして観客とレーシングドライバーとの間の興味深い質問コーナーなどが準備されています。
参加者たちには強豪が揃っています。世界チャンピオンに2回輝いたセバスチャン・ブエミ、ジャン=エリック・ヴェルニュ、アントニオ=フェリックス・ダ=コスタ、ストフェル・ヴァンドーンなど、モナコEプリで優勝を飾ったレーシングドライバーが4人も参戦します。昨年、世界チャンピオンとなったストフェル・ヴァンドーンはモナコで再び優勝することに熱意を燃やしています!
モーターレースとサブ・イベントの他にも、再利用可能なエネルギーの展示会「エヴァー」も5月11日と12に日にエスパス・フォンヴィエイユで開催されます。この展示会ではEプリの歴史を飾ったレーシングカー2台を目にすることができます。一台はジルド・パストールが創立したヴェンチュリのフォーミュラEチームの第一世代のレーシングカー、もう一台は日産フォーミュラEチーム(旧日産e.dams)の第二世代のレーシングカーです。
モーターレースのファンの方、興味のある方はお見逃しなく!
写真クレジット:
Jean-François Ottonello / VisitMonaco