ヴァンチュリ・グループが月へ!

発行日 2022/12/19
NASA は近い将来に月面着陸を予定しています。モナコのヴァンチュリ・グループ(Groupe Venturi)もそのプロジェクトに参加できるかもしれません。なぜならNASAは新しい月面ローバーを求めて公開入札をスタートしたからです。

の日曜日、無人宇宙船オリオンが太平洋に着水しました。これは2024年に宇宙飛行士達が月一周を実現するために欠かせない、アルテミス計画の重要なステップです。NASAは月の南側で初めての月面着陸も予定しています。

モナコ人のジルド・パストールが代表取締役を務めているヴァンチュリ・グループ(Groupe Venturi)は、この歴史的プロジェクトのために100%アメリカ出資のヴァンチュリ・アストロラブ(Venturi Astrolab)と戦略的なパートナーシップを提携することを決定しました。この会社は、超高温・低温に耐えられる非圧式月面探査ローバーの開発を進めています。南北極で科学調査のために使用された電気ローバーを開発したヴァンチュリ・グループのノウハウがこのプロジェクトに活かされることでしょう。

NASAが決定を下すのは来年の夏です。技術責任者のフランク・バルデは、ヴァンチュリ・グループとヴァンチュリ・アストロラブは「月面ローバーFLEXを2025年末または2026年初頭に月に送ること」という明確な目標を掲げていると言っています。宇宙飛行士のサポートと技術的メンテナンスは10〜15年間は続きます。NASAは太陽の機能形成についての研究を深め、月を火星探査旅行の出発基地として利用することを考えています。そのNASAのロジスティックがよりスムーズに進むためのサポートをするのがヴァンチュリの役目となります。ヴァンチュリはこれから数年はとても忙しくなることでしょう!

写真クレジット: Venturi Astrolab