モンテカルロ・ヒストリックラリーは今年も大成功

第24回目を迎えたモンテカルロ・ヒストリックラリーの今年の注目はコンセントレーション区間の復帰です。コンセントレーション区間のスタート地点には、カーラリーを代表するバート・ホムブルク（ドイツ西部のカーレースが人気の町）、ミラノ、ランスが選ばれました。
その他にも、2022年度のモンテカルロ・ヒストリックラリーにはアベレージラリーが多いという特徴があり、その数は新記録の17区間！5日間に渡って開催されるこのカーラリーをレーサー達もコース沿いに集まった多くの観客たちも満喫することができました。どの区間も負けず劣らず素晴らしい熱戦が繰り広げられ、モンテカルロ・ヒストリックラリーの新たな伝説が描かれることとなりました。

カーラリーは、かの有名なチュリニ峠を2月1日（火）の夜から2月2日（水）にかけて走行してモナコに入る区間で終了しました。この他に類がないヒストリックラリーの閉幕ガラパーティーと授賞式はモンテカルロ・スポーティングクラブのスターホールで華やかに行われました。参加したレーサーたちの瞳も星のように輝いていました。優勝したのはポルシェ911N°45に乗ったコルネ・ド・ウェイ・リュアール家の双子の兄弟フィリップとアントワーヌ。2人はモナコでのこの出来事を忘れないでしょう。「この素晴らしいカーラリーに私たちの名前が刻まれたことをとても嬉しく表っています。この伝説的なラリーで優勝するとは純粋に幸せな気持ちです」フィリップとアントワーヌ談。 

写真クレジット：@ ACM / Follete