全シーズンのヨーロッパ大会で華々しいスタートを切ったロカ・チーム。今シーズンも国内と欧州大陸で大きな目標を達成するために準備万端!万端
ロカ・チーム(ASモナコ・バスケットの別名)がその歴史を見出して再びモナコの観客の喝采を浴びるようになってからもう直ぐ10年目を迎えます。助っ人としてセルゲイ・ディアデチコを迎える前にもASモナコ・バスケットは、1973年から1975年、そして1976年から1991年までエリート・リーグで結果を残し、ロバート・スミスなどのNBAで活躍したスター
2013年からモナコのバスケットファンの顔には笑顔が戻ってきました。ASモナコ・バスケットの順位は上がって表彰台にものぼるという好成績が続き、エリート・リーグでは第3位、そして2021年にはユーロカップ大会で初優勝を飾ったのです。
この優勝でロカ・チームは、欧州最大のバスケットリーグであるユーロリーグに入ることになりました。ユーロリーグ初シーズンでのプレイオフでは欧州ベスト8のチームからも恐れられる存在となりましたが、オリンピアコスとの人々の記憶に残る5回の熱戦の末、惜しくも敗退。ロカ・チームのフォロワー、NBAスターのケビン・デュラントは今でもその熱戦を思い出すそうです。
この敗退により、10年前に始まったプロジェクトをさらに強化することが決定し、二つの大きな目標が掲げられました。それはフランスのリーグで優勝することと、ユーロリーグのプレイオフに再び参加することです。そのためにASモナコ・バスケットはエリートリーグでも最大の予算、そして、長期的見地に立った継続的な戦略のためのトップクラスの選手獲得など、準備を万端に整えています。ASモナコ・バスケットの本拠地、ガストン・メデサン競技場の改築工事も進んでいます。全面的にリフォームされるこの競技場は約5000名の観客を受け入れることができるようになります!
2022/2023年度の今シーズンは好スタートを切りました。フランスリーグではすでに2勝をあげており、欧州の名チームとの試合に向けて自信がついてきました。次の試合ではホームで10月9日(日)、グラベリン・ダンケルクと対戦。その後はユーロリーグで2回優勝したイスタンブールのアナドル・エフェスSKとの試合が待っています。
写真クレジット : ASモナコ