企業の社会的責任の一環として、ASモナコは「赤い巣箱と白い巣箱」プログラムをスタート。このプログラムは生物多様性についての関心を促し、生物多様性を守るために働きかけることを目的としています。
ハチミツの巣箱とフランスのサッカー・チャンピオンリーグでのゴール数との関係は何でしょうか? 答えはASモナコです!プレミアリーグでのゴール数10点ごとにASモナコは「テラエ(Terrae)」の農園に、40000匹のミツバチの住居となる巣箱を設置します。「テラエ(Terrae)」はモナコ発の環境に優しい都市型農園のエキスパートです。昨年の統計データによると、プレミアリーグではゴールは60点を超えました。今年も例年通りであれば、6個の巣箱が新しく設置されることになります。
先週の日曜日、ASモナコは対OGCニースの試合で勝利を飾りました。フィリップ・クレマン監督が率いるこのチームは最初の巣箱の設置まで、あとゴール2点のみ。最初の巣箱はラルヴォット地区に設置される予定です。ミツバチたちはこの地区の植物の授粉を行ってくれることでしょう。絶滅の危機にさらされているミツバチは生態系を構成する重要な生物です。ASモナコの活動は、微力ながらも具体的な形で生物多様性の保護に地元で貢献し、環境保護に大きな目標を掲げているモナコという国を支えています。
また、このプログラムのおかげで収穫されたハチミツはASモナコの対戦チームにプレゼントされ、モナコ産のハチミツを欧州各国にアピールします。また、学年度を通じて子供たちのために教育的活動も繰り広げられます。