この夏の大イベントとなる展覧会! 9月3日まで、グリマルディ・フォーラム・モナコで「光の中のモネ("Monet en pleine lumière ")」が開催されます。モネの作品約100点が展示され、新たな視点からクロード・モネの作品を見ることができます。
この展覧会はクロード・モネが初めてモナコを訪れてから140周年を記念するものです。グリマルディ・フォーラムではこの夏、印象派の巨匠に焦点を当てた大規模な展覧会を開催します。
特別展覧会「光の中のモネ」では、初公開作品を含むめったに一堂に会することのない傑作の数々、そして描かれた場所に近い場所で初めて展示される23点の特別な作品を含めた巨匠モネの絵画約100点が公開されます。
モネの絵画を巡るこの旅の真髄は、まさに光の探求にあります。この展覧会のキュレーターであり、モネの専門家でもあるマリアンヌ・マチューは、そういった意味から次のように語っています。「モネが何を描いたかではなく、いつ描いたかを見ましょう。描かれたモチーフではなく、描かれた瞬間を探しましょう」。
この展覧会では、彼の大きなこだわりのひとつをクローズアップしています。モネがこだわっていたのは、多くの芸術家にインスピレーションを与えてきたコート・ダジュールに居を構えることで育まれた、絶え間ない探求心です。イタリアのボルディゲラ海岸からアンティーブ、モンテカルロまで、クロード・モネはこの地域からインスピレーションを得ていました。モネが多くの作品を生み出したこの時期の作品は、若い頃に過ごしたノルマンディー地方での作品や、ジヴェルニーで生まれた有名な絵画によってその魅力が浮き彫りとなります。
グリマルディ・フォーラムを訪れる方々は、広さ2500m²の会場で年代やテーマごとに構成された展覧会の特別な演出にも魅了されることでしょう。9月3日までグリマルディ・フォーラムで開催されるこの特別展来会を是非お見逃しなく!毎週木曜日は夜10時まで開館しています。
写真クレジット:
©La Direction du Tourisme et des Congrès de Monaco