モナコで祝ポルシェ創立７５周年！

モナコ大公自動車コレクションはティエリー・ブーツェン が創立した「友の会（Cercle des Amis ）」のおかげでさらに豪華になりました。ティエリー・ブーツェンはモナコに長年在住している元F１ドライバーです。「友の会」は、諸団体や企業などとの協力や特別展示会、パーティーなどでモナコ大公自動車コレクションの評判をモナコ国内外で高めることを目的としています。昨日開幕したポルシェ特別展示会の開催はその活動の一環として決定されました。

この展示会では代々受け継がれる貴重な文化遺産のようポルシェの歴史が語られています。

モナコで展示されている１３台のポルシェのうち６台はシュトゥットガルトのポルシェ博物館、４台は個人蒐集家、電気モーター１台は高級時計メーカー、タグホイヤー（E-まで展示）、２台はモナコ大公自動車コレクションが所蔵しているものです。ポルシェ９１１、ポルシェ９０８「ロングテール」、ポルシェ９１７、２４時間ルマン耐久レースで優勝したポルシェ962C（このモデルのロトタイプは１９８５年から２０１７年まで記録保持していました！）に自動車好きの目は輝くことでしょう。

宝石のように美しい自動車に華を添えるよう、自動車コレクションの公式パートナー、タグホイヤーは高級時計とポルシェの関係にまつわるエピソードを物語る腕時計コレクションを厳選して展示することを決定。その腕時計コレクションはモータースポーツに関わる、時間とクロノメーターについて語るコーナーとタグホイヤーとモナコのつながりについて語るコーナーに分かれています。ポルシェとタグホイヤーという世界に名高い高級ブランドが、正確性と完璧な製品の探求と革新というこの二つのブランドに共通の基盤となっている価値観のもとにモナコに集うのです。

モナコ大公自動車コレクションはモナコで次々と開催される展覧会の一環としての地位を確立しました。モナコで開かれるこのような催し物では多様で豊かな発見があります。９月にフランスで開催されるラグビー・ワールドカップと並行して、美術館では元フランス代表ラグビーマンピエール・リヴの絵画展覧会も行われます。

モナコ大公自動車コレクションのパワフルで情熱的なポルシェ特別展覧会は３月２０日まで開催！