1924年に創設され、まもなく100周年を迎えるASモナコは9月初旬に新しいパフォーマンスセンターと、「ラ・ディアゴナル(La Diagonale.)」と命名されたトレーニングセンターをオープンします。落成式にはモナコ大公アルベール2世も出席
ASモナコの輝かしい歴史の一章が9月の初めに豪華なゲストたちと共に開かれました。モナコの高地に位置するラ・トゥルビ地区の息を呑むような素晴らしい場所に、アルベール2世、ASモナコの経営陣、そしてディディエ・デシャンやユーリ・ジョルカエフ、クロード・ピュエルをはじめとする、ASモナコに所属していたサッカー界の伝説的な元選手たちがトレーニングセンターの芝生に足を踏み入れ、素晴らしい建築物でもある新しい施設を見学しました。
欧州でも最新のトレーニングセンターから発想を受けたこの新しい施設はASモナコのパフォーマンスの基盤となる3つのニーズに応えています。その3つの基盤とはトレーニング、栄養、回復です。ASモナコのN°1サポーターであるアルベール2世の感動的な落成記念スピーチの後は、様々な記念行事が行われました。地元アーティストMr One Teasのアイデアによる絵の共作、フリースタイル・サッカーの世界チャンピオン、メロディー・ドンシェによるフリースタイルショー、ジャズコンサートなどを、ASモナコの現役選手はもちろんのこと、モナコ出身のF1チャンピオン、シャルル・ルクレールも一緒に楽しみました。
その3日後には、選手育成センター「ラ・ディアゴナル」がオープンしました。「ラ・ディアゴナル」はルイ2世競技場の真向かいに位置するキャップ・ダーユにあります。2020年8月からアカデミー・センターにより、ASモナコの育成選手70人とテクニックスタッフ60名が建物を利用していましたが、コロナ禍で落成式はまだ行われていませんでした。近代的な設備を誇るこの育成センターの名前「ラ・ディアゴナル(仏語で対角線という意味)」は1961年にグレース大公妃自らがデザインしたASモナコのユニフォームに由来します。この新しい育成センターでさらにレベルが高くなり、才能あふれる若者達が最高級の設備で伸び伸びとトレーニングに励むことができるでしょう。
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