タバコの吸殻が環境に及ぼす悪影響を理解しましょう
モナコの暑い夏が始まりました。ラルヴォット海岸も海開き。この機会に「モナコのクリーンなビーチ」キャンペーンが今年もスタート。海水浴を楽しむ方達に吸い殻による海洋汚染について理解してもらい、環境を守ることを目的としています。
7月4日からラルヴォット海岸に灰皿配布台が設置されています。日光浴用のゾーンで喫煙家の方は携帯式灰皿を無料でご利用できます。携帯式灰皿はムラン大通り、モンテカルロ駅、ラザール・ソヴェゴ通りの観光案内所でも無料で配布されています。
現在のパンデミック対策のために、携帯式灰皿は使い捨てではなく繰り返してご使用なさることをおすすめします。モナコの海岸がきれいなのは、自然環境、とくに地中海の環境を守ろうというモナコ政府の心がけの表れです。モナコのクリーンなビーチ」キャンペーンは皆様の協力で成り立っています。
このキャンペーンが始まって以来、7800個の灰皿が配布されました。今年のキャンペーンは9月13日まで継続される予定ですが、灰皿の在庫がなくなった場合はその前に終了します。
「モナコのクリーンなビーチ」キャンペーンは「モナコ吸い殻ゼロ」キャンペーンの一環であり、モナコ市役所とモナコ観光会議局、モナコ下水道会社の長きにわたるパートナーシップにより実行されています。衛生的な環境にするためだけではなく、喫煙家の方達に海岸を美しく保つために協力するよう感化し、吸い殻が自然環境に与える悪影響について注意を呼びかけます。
吸い殻の落ちていないきれいな海岸で皆が楽しめるよう、無料配布される灰皿を使ってご協力ください。