モナコ・アート・ウィーク

主役はアート

このイベントの主催者であるギャラリーやオークションハウス、美術愛好家の協力により、モナコを代表する地区を巡るアートツアーが開催されます。このアートツアーでは展覧会や講演会、アーティストとの交流会が含まれており、多様な表現手法と時代を浮き彫りにします。彫刻と絵画、そしてハイジュエリーの作品が、古い時代から現代およびコンテンポラリーのものまで展示されます。

2025年度のモナコ・アート・ウィークではモナコ各地から次の15名の出展者が参加します。アートキュリアル（Artcurial）、クリスティーズ（Christie's）、コレクトmc（collect|mc）、ハウザー＆ワース（Hauser & Wirth）、ホファ（HOFA）、モンテカルロ・オークションハウス（Hôtel des Ventes de Monte-Carlo）、カミル・アートギャラリーK（amil Art Gallery）、エリザベス・リロ＝レンナー（Elisabeth Lillo-Renner）、モレッティ・ファインアート（Moretti Fine Art）、オペラ・ギャラリー（Opera Gallery）、アルミン・レッシュ（Almine Rech）、アドリアーノ・リボルツィ・ギャラリー（Galerie Adriano Ribolzi）、サザビーズ（Sotheby's）、テオス・ギャラリー・モンテカルロ（Teos Gallery Monte-Carlo）、；M.F.トニネッリ・モダンアート（M.F. Toninelli Art Moderne）。

モナコ・アート・ウィークは、主要スポンサーであるEFG銀行（モナコ）とモラビア・ヨッティング（Moravia Yachting）、および忠実なパートナーであるSMTモナコ運輸公社から貴重な支援を受けています。

始まり

2018年春、ローラ・デ＝ジョンケールの発案により、モナコのアートシーンを活性化し、モナコの文化的機関を統合するために「モナコ・アート・ウィーク」協会が発足しました。

様々な芸術の形

モナコ・アートウィークでは、生き生きとした芸術の世界を探究することができるよう、彫刻、絵画、高級ジュエリー、その他にも多様な創作形態、かつ、様々な時代の作品が紹介されます。作品の展示ばかりでなく、各種イベントやアーティストの交流会や講演会も行われます。
モナコ・アートウィークの特長は、全ての時代の美術作品を網羅している点です。古美術から現代美術、コンテンポラリーアートまで扱うオークションハウスやギャラリーが、質という共通の基準のもとに集います。各参加者は、このイベントのために未公開の作品展示を企画し、それぞれの専門分野やアーティスト、展示作品にまつわるストーリーをアピールします。 

アートを通じてモナコを発見

モナコ・アート・ウィークの「ウォーキング・アート・ツアー」は、芸術愛好家にとって、モネッゲッティからラルヴォット、モンテカルロの中心街まで、モナコ公国を隅々まで散策しながらモナコのカルチャーシーンを発見することができる絶好の機会です。
ウォーキングツアーという参加形式のおかげで美術展覧会に行きやすくなり、誰もが芸術作品を楽しめるようになります。また、この時期に特に充実している文化的イベントにもアクセスしやすくなりまグリマルディ・フォーラム・モナコでは現代アートフェア「アート・モンテカルロ」が開催され、モナコが必見のアートスポットであることをアピールしながらモナコのアート市場を盛り上げています。

モナコの評判を支える人々

モナコ・アート・ウィーク協会の設立目的のひとつは、このイベントを文化的メディエーションに重点を置いた重要な芸術的イベントにすることです。


モナコ・アート・ウィークでは、国際的に著名な講演者が中心となって、進化する芸術の世界とその変遷をテーマにしたパネルディスカッションが毎回行われます。

モナコ・アート・ウィークは、モナコでも特に活動的なメンバーに支えられ、多彩な芸術の世界と質の高いプログラムを提案しています。


詳細について→ Monaco Art Week