モナコ大公宮殿の一般公開再開、フレスコ画の修復作業も見学

発行日 2023/03/28
モナコを代表する歴史的建築物、モナコ大公宮殿の一般公開が4月2日から再開します。宮殿内で素晴らしい状態で保存されている文化財、ルネッサンス時代のフレスコ画を鑑賞する歴史の旅へようこそ。

フレスコ画の他にも!

 その他にも、大公宮殿ではグラン・アパルトマンの改装が行われ、素晴らしい美術品も追加されました。例えば、緑の控えの間には、ヤコポ・バッサーノ、オラーツィオ・ド・フェラーリ、フィリップ・ド・シャンパーニュの作品が飾られています。これらの絵画はモナコ太公アルベール2世が最近購入したものです。

大公宮殿の多様な楽しみ方!

毎年、夏にはモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団が宮殿のオヌール広場で他の場所では体験できない素晴らしいコンサートを上演します。元々はグリマルディ家の伝統行事だったコンサートを1959年に再開したものです。17世紀建造の素晴らしい大階段を背景に演奏する管弦楽団…。魔法のようなひと時を過ごすことができます。クラシック音楽と大公宮殿が調和する夢のようなメロディー…。

写真クレジット: Benjamin Vergély / Palacio del Príncipe / Geoffroy Moufflet / Michael Alesi / Gaetan Luci