モナコでは国土2km²にわたって美しい樹木が19世紀末に植えらえました。その品種は92種にも及びます。樹木はモナコの景観には欠かせません。希少な品種もあるこれらの樹木の数々をモナコの各地区を巡りながら鑑賞しましょう。モナコ観光にぴったりの散策コースです!
世界で2番目に小さな独立国家であるモナコにとって国土の20%近くを占める公園と庭園は大きな誇りとなっています。国土全体に占める割合からもお分かりのように、樹木を守って保つには多大な努力が必要でした。
10年以上も前から、観光客や地元の人々は「遺産樹木散策コース」の様々なルートを辿りながら楽しんでいます!モナコの東部に位置するモンテカルロ地区とラルヴォット地区の中心地で最も素晴らしい樹木を鑑賞するためには観光局の方向へと向かいましょう。そこから美しいプティット・アフリカ庭園のくねくねと曲がる道を辿り、カジノ・ド・モンテカルロに沿って進むと日本庭園に到着します。
散策するにつれて、南太平洋地域産のコバノナンヨウスギ、中国産のイチョウ、アジアと中央アメリカ産の傘の木などの威厳のある樹木が姿を現します。
モナコ・ヴィル地区も負けてはいません! 地中海を見下ろす庭園は、数々の希少な品種の樹木にとって理想的な場所です。西アフリカのイチジクの木、オーストラリアのウーリーランブータン、通常はインド洋沿岸に生育するスクリューパインなどがそうです。
遺産樹木散策コースに最近加わったのがフォンヴィエイユ地区です。フォンヴィエイユ地区の緑の空間は、ショッピングセンターの上にあるユネスコ庭園からグレース太公妃バラ園にまでわたっています。東南アジア産のレインツリー、カナリア諸島産のドラゴンツリー、南アフリカ産の極楽鳥を眺めながら、30年以上も前に海を埋め立てて誕生したこの地区の中心部をゆっくり散策してみましょう!
モナコのあまり知られていない一面を発見し、感動するための理想的なルートです!
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