自律走行型シャトルバスがモナコに登場

発行日 2019/07/03

#ExtendedMonacoプログラムと「スマートシティ」の発展の一貫としてモナコで電気シャトルバスが初めて試運転されます。

このシャトルバスの乗車人数は15名(席11名+補助席3名+立ち席4名)まで。モナコバス会社が運送会社「Keolis 」と協力して運営します。「Keolis 」は既に世界中の約30都市(パリ・ラ・・デファンス、リヨン・コンフルエンス、ロンドン、ラスベガスなど)で自律走行型シャトルバスの試運転を行なった経験があります。世界的リーダーである「Keolis 」はこのシャトルバスの運転手10名をモナコバス会社の社員の中から育成しました。モナコバス会社はこの地方で初の自律走行型シャトルバスのサービスを提供する会社となり、未来の交通手段の変貌に備えます。

自律走行型シャトルバスを製造したのは「Navya」社です。「Navya」社は世界に60台を超える数の自律走行型シャトルバスを売り出した、この分野ではリーダー的存在の会社です。バス自体はもとよりソフトウェアにおける安全性はもちろんこのプロジェクトの優先事項です。公共交通機関運転免許のある乗務員がバスには随時待機しています。必要な場合には、いつでも自動走行から手動走行に切り替えて運転することができます。
この未来のモビリティーをぜひ体験して試運転に参加しましょう。自律走行型シャトルバスを試す場所としてはモナコはなかなかユニークな場所と言えます。モナコは国際的に有名な街であり、坂道、材質の異なる様々なタイプの道路、歩行者も乗り物も利用できる道路などがあることから、モナコはこの種の乗り物の試運転にはたいへん興味深い場所なのです。

走行スケジュール : 午前9時半〜午前11時半及び午後1時半〜午後8時、20分毎に1本 (当日のモナコでのイベントなどにより変更の可能性有り)
4 つの停留所 : 国務省(Ministère d’Etat)、宮殿広場(Place du Palais)、大聖堂(Cathédrale) 、海洋博物館(Musée Océanographique)
走行期間期間 : 7月3日〜9月8日、 毎日
乗車料金 : 無料
車内冷房 :有り