モナコ旧市街博物館

この博物館はボランティアのスケジュールにしたがって開館します。
この博物館には、陶磁器、絵画、家具、衣装、時計など、モナコの古い品物が展示されており、モナコでの昔で日常生活の様子を見ることができます。

モナコの国としてアイデンティティを守るために、モナコの旧家を代表する人々がモナコ伝統保存委員会(Commité National des Traditions Monégasques)を1924年に設立。その使命は次のとおりです。

- モナコの人々の伝統や宗教的伝統の保存
- モナコ語の保存と普及
-  モナコの文化遺産の保護

モナコの人々の伝統や宗教的伝統は維持されています。 モナコ語は日常的に使われている言葉ではなくなりましたが、モナコの教育機関で授業があり、バカロレアの科目ともなっています。また、モナコ語が家族のあいだで日常的に使われるように、モナコ語を学ぶ大人たちもいます。
モナコのアイデンティティを維持するために基盤としている活動は、モナコ伝統保存委員会が優先したいと考えているプロジェクトによって将来的にさらに成長することでしょう。そのプロジェクトとは、モナコ旧市街博物館による有形文化遺産の保存、そして、インターネットなどの現代的な手段による、モナコ語や文化などの無形遺産の保存です。