18世紀初頭に建てられたこの要塞は、現在は野外劇場になっています。1944年に破壊され、1953年にモナコ太公レーニエ3世の意向により再建されました。
その軍事式建築と監視塔、そしてほとんど人がいない静けさが独特の魅力をかもしだしています。敷地内は丁寧に整備されており、中央にはピラミッドのように積み上げられた砲弾があります。砦の軍事建築は、欄干のない部分を保護するために植えられたピトスポラムによってさらに引き立てられています。
モナコの北東端にあるアントワーヌ要塞は、18世紀にアントワーヌ1世によって築かれた戦いのための建物でした。1970年以降は、室内楽、演劇、詩の朗読会、民族芸術などの催し物の会場となっています。緑に囲まれたオリジナルな屋外会場です。毎年夏には、星空の下、アントワーヌ要塞劇場では、コンサート、ショー、演劇など、豊かな内容のイベントが行われます。2024年のテーマは演劇と音楽です。7月2日から30日までのプログラムについては、こちらをクリックしてご覧ください。
入場無料(イベントがある場合を除く)
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Crédit photo : Benjamin Vergély