2018年4月11日、コレクション「エクスプロラ(Explora)」から 、現代の海洋学の先駆者である海の冒険王子、モナコ大公アルベール1世の素晴らしい道のりを描いたコミックスが出版されます。アルベール1世は現モナコ大公アルベール2世の高祖父です。
高潔たる者は血に限らず
モナコ海洋博物館との協力により、科学知識とアルベール1世の冒険を一緒に紹介する絵本が出版されます。アルベール1世はモナコ海洋博物館の創立者でもあります。
19世紀末、若く、まだ王子だったアルベール1世が夢に描いていたのは大航海に乗り出すことでした。アルベール1世が航海技術を学び、大型帆船を手に入れるまでには数年かかりました。大型帆船の名前はイロンデル号。人々の役に立ちたいと考えていたアルベール1世は、この大型帆船を海洋学研究のために使い、自らも海洋学の研究にたずさわることを決意。 深い海底の秘密を探し出すことは人類についての知識と理解を深めることでもあるとアルベール1世は考えていたのです。しかし、アルベール1世の科学への情熱と人類主義、そして平和への願いは、第一次世界大戦という、科学を破壊のために利用する世界情勢の壁に阻まれてしまいます…。
詳細について
立ち読み
原作: フィリップ・チロー(Philippe Thirault)
脚本 : クリスチャンクロ(Christian Clot)
イラスト : サンドロ(Sandro)
コレクション : エクスプロラ(Explora)
サイズ : 240 x 320 mm、64頁