モナコ出身のF1ドライバー、シャルル・ルクレールのF1デビュー5年目はとても良い結果で幕を閉じました。フェラーリのチーム所属のルクレールはアブダビで開催されたシーズン最後のF1レースで準優勝に輝きました!
2022年度はルクレールにとって大変素晴らしい結果に終わりました!ルクレールはシーズン初めの3レースのうち バーレーンとオーストラリアの2レースで優勝するという会心のスタートを切りましたが、その後のレースでは曖昧な戦略とレッドブルチームのミスにより良い結果を出せませんでした。
しかしながら、優勝3回、ポールポジション獲得9回、22回のレース中11回は表彰台に上ったという成績は誇ることができます。ルクレールの今年度の最高の思い出は、自身が優勝、そして準優勝はチーム仲間のカルロス・サインツJrだった昨年3月のシーズン初のF1レースです。ルクレールはセルジオ・ペレスを追い越してアラブ首長連邦国でのレースで世界第二位という栄誉を獲得しました。
今シーズンを振り返る際に、ルクレールはチームが前進したことを強調しました。「今シーズンは難しかったです。感情の起伏が激しい年でした。でも、振り返ってみると2022年度は良いシーズンでした。私たちは昨年の最初のレースの結果を忘れがちです。でも、私たちは一歩大きく前進しました」
来年度は、フェラーリとルクレールは世界チャンピオンになることができるよう頑張ります。フェラーリが優勝したのは2007年のフィンランド人F1ドライバー、キミ・ライコネンが最後でした。今年、準優勝したルクレールが目指すのは優勝しかありません
ルクレール家にはもう一人、隠し兵器が…。シャルルの弟、アルチュール・ルクレールは2年前からF3シリーズで活躍し、今年は3回優勝して世界ランキング6位に入賞。フランスのDAMSチームと契約し、来年はF2レースに参戦します!フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーでもあるアルチュールは来年度はパドックで兄のシャルルと会うことでしょう。
数年後には兄弟でF1チャンピオンの座を争うことができますように!
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